見どころマップ

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米子城跡の魅力とは?

本丸から望む、市街地や、大山、中海、日本海の眺望は、今も多くの人々に親しまれています。

種類豊富な石垣

戦国時代の特色を残した城で、建物は失われましたが、石垣や礎石はそのまま残されています。このため、様々な時代の石垣を見ることができます。

変わりゆく景観

登城中に景観の移り変わりが実感できます。木立を抜けるとそびえる天守、歩くたびに石垣の見え方が変わっていきます。

天守跡からの眺め

天守からの360度のパノラマは最大の魅力です。「海を臨む天空の城」、城下町から見上げる壮大さと本丸から臨む城下町、大山、中海の眺望を満喫できます。
米子城跡マップ
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1.内膳丸(出丸)
丸山に築かれた郭で、城下町に細長くはりだしています。この郭から本丸に向けて登り石垣を築き、米子城の中海側の防衛線が設けられていました。
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2.登り石垣
内膳丸から天守遠見櫓にかけて尾根を登るように築かれています。
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3.水手御門下の郭
平成27年度の発掘調査で発見された郭で、本丸南西中海側に張り出しています。
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4.二の丸
湊山北裾の高石垣で囲われた二段の郭です。上段の郭には城主の御殿と武器庫、侍部屋等の重要な建物が置かれていました。
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5.三の丸
飯山から、湊山、丸山の北側まで巡る、内堀で囲った広い郭で、番士詰所、作事方詰所、馬屋、米蔵などの施設や馬場もありました。
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6.小原家長屋門
城下にあった荒尾家臣小原家の屋敷門を移築したものです。
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7.枡形虎口
二の丸の入口、城兵の集合場所でもありました。
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8.御船手郭(深浦郭)
湊山の南山裾の中海深浦に面した郭で、船頭屋敷、船小屋などの施設が配置されていました。ここには深浦水軍が配備され、海上防備と共に城下町に入る船などを監視していました。
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9.飯山 采女丸
飯山に築かれた郭です。高石垣で囲われた三段の郭で、二段目は帯郭状となっていました。
【石垣のここに注目!】
(い)枡形の築石には鏡石や石垣の割方がわかる矢穴の残る築石があります。探してみよう!
(ろ)内膳丸入口右側の石垣は継ぎ足して入り口を狭くしています。
(は)内膳丸から遠見櫓に伸びる登り石垣は戦国時代終わりに作られた堅固な米子城の象徴!
本丸マップ
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10.番所跡
本丸の番所がありました。ここから枡形にむかって竪堀がのびています。
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11.遠見櫓
眼下の中海の眺望と振り返るとそびえたつ天守台は迫力があります。登り石垣はここにつながっています。
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12.水手御門
天守西側中海側に張り出した郭から深浦側へ下る道に続きます。
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13.鉄門跡
ここには、鉄板が打たれた門がありました。
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14.四重櫓台
幕末に補修された切込接の石垣が天に聳えます。角に忘れ石があります。
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15.本丸(天守台)
湊山山頂部に高石垣で囲われた郭で、天守郭、遠見郭、番所郭などから構成されています。天守郭には、天守、四重櫓の二つの天守が築かれていました。米子市街地、大山、中海、島根半島など360度のパノラマがひろがります。
【石垣のここに注目!】
(に)天守台の石垣は打込接、控え積の石垣は上段が平成、下段が昭和の積み直しです。
(ほ)鉄門跡では四重櫓の石垣は、打込接が途中から幕末に改修された切込接の石垣に代わる見事な石工の技がみられます。
(へ)ここに残る矢穴のある「残念石」は、実は湊山のもともとの岩盤です。城山の岩を切り出して城を作ったことがよくわかります。一体なぜ、鉄門のそばに削り残したのでしょうか?
(と)遠見櫓から登り石垣をのぞいてみよう!(高いので十分気をつけてください。)