米子城あるある
10月7日、前夜がいい感じの中秋の名月だったので、ついでにアフターの月の入りも見ようと早朝登城。安来方面に沈んでいく月と、あわよくば中海に描く月光の道(シルバーブリッジ)を拝めるかもしれないゾウ🐘。
ところが、というかある程度覚悟はしていたのが、せっかく頑張って早起きしたのにどんより感満載の西の空。これでは月を見るのは難しいだろうなと思いながらとりあえず二の丸まで行ってみたものの、さて、ここから登城路の石段を上るべきか引き返すべきか…。
えー、ここでわざわざ引き返す選択肢はないだろうと思われるかもしれないが、これが「米子城あるある」である。なんとなく気が進まないとき、様々な場面で後ろ髪を引っ張るサボローくんが現れるので、その度に写真人モットー「行かないで後悔するより行って公開する」を念仏のように唱えて凌ぐのである。
それでまあ、なんとか登城する運びとなったのだが、結局は雲のせいで月の入りを見ることは叶わず。予想どおりとはいえ残念無念!と思っていたところ、やがて日の出に向かってみるみる超焼けの朝。今度は雲のおかげである。そんながっかりびっくりの表裏一体絶景サプライズも「米子城あるある」なのだ。日の出おぢさんも思わずにんまりである。
[
Y.OKA ]
撮影日時:2025/10/07 - 00:00