ダイヤモンド大山ウィークだが…

10月20日、前日から始まった「絶景の城 米子城 ダイヤモンド大山ウィーク」。観望会初日は未明から大雷と雨で、残念ながらイベント中止となってしまったが、それでも4人の登城者があったというのには驚きである。

で、曇りがちではあるがいちおう天候の落ち着いた2日目に登城。さすがイベント期間とあって、登城路にはランタンが設置してあり、番所まで上がるとオールナイトのライトアップでお出迎えというおもてなし仕様が嬉しい。

が、天守に上がるといきなり、これまでに経験したことがないくらいの暴風、突風の洗礼を受ける。三脚どころか自分が飛ばされないかと思うくらいの超絶な勢いである。徐々に体温も奪われていくような気がする。半袖シャツにしなくてよかった。さすがに自然はおもてなし仕様にはなっていない。

気になるダイヤモンドビューはというと、貴重な夜明け前ライトアップが楽しめる反面、空一面を覆う天幕のような分厚い雲が日の出の期待感を削いでいく。しかしながらこのダイナミックなシーンもなかなかに見ごたえがあり、締めには米子城武者隊の演武などもあって、何ぞかんぞひっくるめて米子城なのだ。

登城者の皆さん、武者隊の皆さん、そしてスタッフの皆さん、全員お疲れさまでした。

[  Y.OKA ]
撮影日時:2024/10/20 - 06:26