米子城の引力、恐るべし

 

7月20日、大にぎわいのまちなか界隈に後ろ髪を引かれつつ、前髪はしっかりと米子城に引っ張られて夕刻に登城する。夏の中海オレンジロードの様子や、実は前日、米子城天守之大掃除（天守周りの除草作業）の予定だったのが雷雨予報のため延期となり、図らずも延命した天守あたりの姫女苑之園（ヒメジョオンが一面に咲いている）を見ておきたかったからである。
で、久しぶりに上がってみたら、オレンジロードはもう少し早い時間帯だったら中海のちょうど真ん中あたりに来そうな感じで、まさにシーズンインと思しき状態。今年咲き遅れていたような印象だった姫女苑もすくすくと成長しており、刈られなくてよかったなとホッとするような状況。しかも偶然に、東の空には月の出間もない十四夜月（じゅうしやづき）の姿が！
大山周りの夕焼け雲もきれいだったし、偶然いろいろなシーンを見ることができたのは、もはや必然の領域なのかもしれない。前髪を引っ張った米子城の引力、恐るべし。