朝焼けと大山と陽光の揃い踏み

 

6月20日、シオン（米子市音楽祭）やら諸々が立て込んできたので、その日の夕活をもってしばらく登城はお休みにしようと考えていた矢先に早朝登城の案件が舞い込む。滋賀県からのお客さんが日の出の写真を撮りたいとのことで観光ガイドの同行依頼である。登城小休止を決断した絶妙のタイミングで、しかも早朝登城とは…うう。
とか言いながら、どうせ日の出を撮るなら気持ち早めに出発して、マジックアワーのグラデーションも楽しんではどうかと自分の首を絞めるような提案をして4時ジャストに三の丸番所を出発することに。
さて、当日は夜明け前からどん曇り。わざわざ時間を早めて登城したにもかかわらず日の出は見えず、グラデーションにもならなくて「ちぇっ」と思われときにどうしようなどと考えながら登城する。
が、しかしそんな心配も杞憂に終わるくらい、曇ったおかげで朝焼けもきれいだったし、いい塩梅にディフューザーになっていて太陽が眩しくないし、おまけに大山のシルエットもくっきりという三拍子揃い踏みだったので、「今日は最高。こんな日はなかなかありませんね。」などと軽口を叩くくらい余裕のよっちゃんで喜んでもらえた。