朝活すばらしき

期待度30%くらいの中途半端な気持ちで二の丸に到着すると、意外にも朝焼けグラデーションの色味が広がっている。しまった！もたついた分遅れをとったか…。毎度のことながら、窓から見える範囲で判断するのは禁物である。遅れを取り戻すべく、ややダッシュ気味に石段を上る。

天守に着いた頃にはすっかり夜明け状態にはなっていたものの、朝焼けグラデーションの名残を味わいつつの御来光遭遇。おまけに、すっかり日が昇ってからも雲がいい塩梅にディフューザーになってくれるおかげで、木々の緑がクリヤーかつディープに染みこんでくる。結局、30%の期待度が120%の満足度で返ってくるのである。