オレンジロードの醍醐味

 

米子城オレンジロード観望会の翌日は雨。13日は夕方仕事だったので、努めて外の景色は見ないようにして全集中(ほんとだぜ!)。夜になって、知り合いから送られた写真を見て、なかなかよきオレンジロードだったと知る。
そんなわけで14日、期待感満載で登城すると平日にもかかわらず予想以上の人影。適度に遅めの夕方だから、仕事帰りのチョイ寄りとか、急な思いつき登城とかいったライトなニーズにもフィットするからだろうか。もしかすると、鳥大病院でのフォトギャラリーが新聞で紹介されたことも影響しているのかもしれない。
目が痛くなるようなギラギラしたゴールドの日射しが次第にオレンジロードに変わり、やがて紫のグラデーションの中に収束していく一部始終を、K光協会の俊太郎君と雑談を交わしながらまったりと眺めた。ダイヤモンド大山のように一瞬を捉えるギスギス感もなく余韻をも楽しめるという、このほんわかゆったり気分がオレンジロードの醍醐味なのだろう。
[  Y.OKA ]