米子城にてハトに遭遇

 

月が変わって3月。1日の夜、飲み会の帰りがけに雪がちらついていたので、「明日は雪登城だ!」とワクワクしながら床に就いたものの、案の定起きることはできなかった。結果的にはすぐに消えてしまうくらいのごま塩雪だったようだが、そこに居合わせなかったことは残念である。

そこで翌3月3日、残念感をリカバーする「埋め合わせ登城」を敢行。天守に到着すると、水鳥公園を飛び立った北帰行の白鳥の群れに遭遇。時折雪がちらつくが、積もる気配はなし。大山山頂付近の雲がどんどん増えてきて、大山をすっぽり呑み込んでしまうような勢いである。

見切りをつけて下山を急ぐが、運悪く(?)番所のところでハトに遭遇。城山ハトロール隊の皆さんかと思いきや、どうやらレース鳩っぽい。50cmくらいまで近づいても全然逃げる気配はなく、マイペースで食事に専念するプロフェッショナルな風格に惹かれて、しばし時間を食う。

[  Y.OKA ]