桜に鳶

 

4月11日、散りどき連チャン2日目。昨夜のうちにだいぶ散って足元の桜絨毯がさらに広がっているのではないかという期待を抱いて登城するも、あんまり変わった感じがしないという…。満開になるまでも随分じりじりさせられたが、散りぎわもやきもきだ。
全体を眺めてみると、散っているのもあるがまだまだこれから咲きそうなのもあるという印象で、意外に新陳代謝真っ盛りなのではないのか。今シーズンの米子城桜が見せる驚異の粘り腰である。
そんなことを考えているところに1羽の見慣れない大型鳥が!米子城でカラスやハトは定番だが、まさか鷹とか鷲とかか?久しぶりに鳥撮県ごっこを発令した結果、正体は鳶だった。トンビが鷹を生んだということわざでは立ち位置が微妙な鳶であるが、なかなかどうして貫禄の鳥である。どこか狸のアトモスフェアを感じさせるのはご愛敬か。

[  Y.OKA ]